クリルオイル研究会設立趣旨

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クリルオイル研究会設立趣旨

今日、少子高齢化社会の進展や食事の欧米化などにより、生活習慣病やストレス障害などが急増しており、これによって、日常生活に制限を強いられる人々が増加し、生活の質(QOL)の低下につながっております。日常生活に制限のない期間(健康寿命)の伸長やQOLの向上といった観点から、これらの疾患の治療より増して「食による予防」が重要かつ緊急な課題となってきており、食による予防の発展は多くの人の体と心の健康づくりに貢献するものと確信しております。
「クリルオイル(オキアミ油)」は近年その健康機能に注目を浴びている油脂であり、ω3系脂肪酸、リン脂質、アスタキサンチンを天然に含有する海洋資源として、現在はサプリメントとしても広く世界に普及しております。今日までの研究において、生体に対する様々な機能性が報告されており、現在もまた多くの研究者がその機能解明に取り組んでおります。しかしながら、その基礎的研究ならびに臨床研究や開発研究は、未だ十分とはいえません。
このような状況下で、「クリルオイル」の基礎および応用研究を加速することにより、人々の健康と疾患予防に寄与するために、各分野の研究者が情報を活発に交換し、討議する場を提供することは必要不可欠であると考えます。
 本会の目的は、人々の健康と予防医学に寄与するために、「クリルオイル」の研究に携わる各分野の研究者が情報を活発に交換し、討議する場を提供することです。より広範な基礎研究の活性化、先端技術成果の確認と整理、応用開発の検討、生物学的実証実験、臨床試験を目指した研究などのため、各分野の研究者、更には企業において直接応用開発に携わる研究者や、種々の領域の研究者が率直に議論を重ね、国際的に評価される研究成果をまとめ、広く利用されることを目指して努力することは、きわめて意義深く、研究者に対する社会の要請であると信じております。さらにそれらの情報を広く、深く、十分に理解をして頂くためにも信頼ある情報発信を実施していくことが必要です。
 これらの事から、「クリルオイル研究会」を設立する事と致しました。

以上、「クリルオイル研究会」の設立にご賛同いただき、各方面の皆様のご理解とご指導、そして温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

平成25年12月吉日

「クリルオイル研究会」 設立発起人 代表
早稲田大学 ナノ理工学研究機構
規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門
研究院教授 矢澤 一良